自分のクレヒスをチェックしてみよう
これまでの話で「クレヒス」のことは大まかに理解ができたと思いますので、次に自分の「クレヒス」をチェックする方法について説明したいと思います。
まず、ご自分のクレヒスをチェックする方法は大きく分けて、「信用機関に直接もらいに行く」「郵送」の2種類があります。
直接もらう方法としては、先に書いたCIC、全銀協などの全国にある信用情報機関に行くと、開示申請用紙が置いてありますのでそれに記入し、500円の手続手数料を窓口に提出するだけです。所用時間もわずか数分という手軽さでした。
郵送の場合は住民票や免許証のコピーなど本人を確認する書類を一度郵送しなければいけませんが、1週間ほどで信用情報が本人に郵送されます。手数料は1,000円となっています。その他CICではパソコンや携帯などを使ったインターネット経由での情報開示も行っています。
過去にカード会社の審査に落ちてしまった経験がある人にとっては、このクレヒスをチェックすることは非常に重要です。年齢や年収に問題が無い場合、クレヒスに掲載されたネガティブな情報によって落とされてしまった可能性が高いからです。
過去の未払いがずっと残っていたり、支払いが済んでいるにもかかわらず、それが反映されていないなど、まれに信用情報の誤りが見つかることもあります。この誤りについては修正することが出来るので、気になる方は是非ご自分の目で確かめてみるのがいいでしょう。
カード会社によっては入金履歴をきちんと「クレヒス」に掲載していない会社もあるようです。入金履歴があるのと無いのでは評価が大きく違うので、その点も確認しておくべきでしょう。
その他「クレヒス」を直接もらいに行った場合と郵送では、書面の記載の仕方が若干異なるので注意してください。
具体的には「入金」を表すマークとして直接もらいに行った場合には「$マーク」が、郵送の場合には「入金」といった表示がされていますが、どちらも同じ意味です。